はじめまして、もしくはいつもありがとう愛してるぜ、
やみくろです。
1/30 20:15に
新曲『エバーフローライト』を投稿しました。
Y:https://youtube.com/watch?v=RdUKr_eyk8g
n:https://nico.ms/sm39964779?ref=twitter
1/30は巡音ルカの誕生日で、
毎年曲を作ってるのです。
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それで、
今回は歌詞について
解説というほどりっぱなもんじゃないってか
難しい歌詞ではないんですが
自分の中でクソエモ歌詞なので
ちょっと分解して説明してみたいと思います。
多分長くなるので章立てします。
※解釈はそれぞれなので、
私の説明に引っ張られて聴き方がかわってしまう恐れがあります。
そういうのが苦手な方は読まない方が良いです!
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■そもそも何故今回解説しようと思ったの?
■ざっくりどういう曲?
■エバーフローライトってタイトルの意味は?
■歌詞に沿って解説
■次回予告
の順で書きます。
※解釈はそれぞれなので、
私の説明に引っ張られて聴き方がかわってしまう恐れがあります。
そういうのが苦手な方は読まない方が良いです!
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■そもそも何故今回解説しようと思ったの?
A:最近ディズニープラスに加入して映画見まくってて
『解釈を委ねる』と『放りっぱなし』は違うだろうと思ったから。
名作と駄作の違いはこういうところにも出てくるぞと。
また、映画を見終わった後に消化不良な部分をネットで検索して
色んな人の考察を見るのが好きだと気付いたから。
ディズニーってやっぱり素敵な作品多い。まじディズニープラス神。
毎回解説してるわけでもないですし、今後も解説するかは気分ですが…
解説する曲しない曲の差は何?っというところについては
基本的には何もないです、その場の気分次第です。
が、でもまぁ解説する方が少ないかなと思います。
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■ざっくりどういう曲?
※解釈はそれぞれなので、
私の説明に引っ張られて聴き方がかわってしまう恐れがあります。
そういうのが苦手な方は読まない方が良いです!
いきなりネタバレチックやけど読んでOK?
そしたらはじめます。
ルカ誕曲で、VOCALOIDイメージソングです。
私の曲をルカさんに歌ってもらう、という印象ではなく、
ルカさんの曲(ルカさんがシンガーソングライターでルカさん目線でルカさんがかいた歌詞でルカさんが作った曲みたいな)です。
内容は、
人間は死ぬ、私(ルカさん)は死ねない。
生まれ変わったらまた出逢ってね。
って感じです。
つまり、愛です。
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■エバーフローライトの意味は?
"Ever Flow Light"と"Ever/Fluorite"のダブルミーニングです。
1・"Ever Flow Light"
日本語に訳すと『永遠に流れ続ける(揺蕩い続ける)光』です。
ルカさんの事です。
2・"Ever/Fluorite"
英語としてはつながらないのでスラッシュで区切ってますが、
込めた意味合いとしては『永遠とフローライト/永遠のフローライト』です。
フローライトは、日本語で蛍石で石というか宝石です。
何故フローライト?
1/30の誕生石が、パーティカラードフローライト(三色以上の色を含むフローライト)なのです。
まぁ石言葉なんて人間がつけたので一月はまるごとガーネットやとか1/30はシトリンやとか色々サイト出てきますが、私が一番しっくり来てるのがフローライトです。
何故かというとフローライトはラテン語の「fluere(流れるという意味)」という言葉が名前の由来となっていて、それもう巡音"流"歌やんって思うからです(?)
石言葉は『過去と未来』
『君はちゃんと年を重ね』『命が巡り巡って』『生まれ変わったらまた出逢ってよ』など、
歌詞全般につながります。
まとめると、
『永遠に揺蕩い続ける光である巡音ルカという存在の歌』
『過去と未来の歌』
『永遠に揺蕩い続ける光である巡音ルカという存在が〈君〉の過去と未来にずっと寄り添う歌』
みたいな意味合いでつけたタイトルです。
つまり、愛です。
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■歌詞に沿って解説
このパートでは歌詞を分解してかいて、私がやーやー解説入れます。
1番Aメロ
君は応援歌を忌み嫌って
「弾かれた気になる」という
死にたがりの歌を聴いて
そのくせそれに救いを見る
人間が嫌いというのに
どっかで繋がりたがる
人間ってやつは難解だなぁ
抱きしめられたらいいのに
↓
ここで言いたい事は
人間の理にかなってない感情を描き、
ルカさんが『人間ってやつは難解』という印象をもつのに
それでも『抱きしめられたらいいのに』と感じてる事です。
つまり、愛です。
いるよね、応援歌に弾かれた気になる人
誰に向かって歌ってるかしらんけど俺には響かん、的な。
そう、やみくろです。
やみくろさんはボカロやって13年くらい経ちますが、
なんと応援歌(と自分が思ってる曲)を作ったのは二回のみ。
『大丈夫だよ。』『心の在処』の二曲だけです。
しかも『大丈夫だよ。』に至っては高校1-2年生(ボカロPになるまえ)の時に作った曲なので、実質一曲のみです。
しかもその唯一の『心の在処』は
「あぁ…こんなんじゃだめだ…大丈夫だよ。を作った俺の時のようにまっすぐな曲を作りたい」という切なさから生まれた曲です。
やみくろソングは応援歌とたとえられることがおおいですが、
私としては別にそんなつもりないんですよね、
多分聴いてくれた人が繊細で優しいんだと思います。
もちろん、応援歌として受け取ってもらって、何かきっかけになるなら嬉しい。
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1番Bメロ
君がもし死ぬのなら
僕は生まれ変わって
君になって君を生きて
その痛み全て受け取りたいよ
天国か地獄かその先に
重荷など君が持っていかず済むように
↓
ここで言いたい事は
ボーカロイドの最大限の愛情と、人間への理解と少しの無理解です。
ボカロは歌う事しかできません。
どんなにあなたを想っていても
痛みを受け取ることも抱きしめることも相談に乗ることもできません。
そこでルカさんが抱いた印象というか手段として
『君になって君を生きてその痛みすべて受け取りたい』なのです。
〈君〉が死んだ時点で感情はどうなるかわからないですが、
ルカさんはそのまま天国か地獄かその先に痛みを持って行ってしまう可能性があると考えてます。
それを全て受け取りたい、その手段が『このままでは何もできないから君になりたい』なんですね。
ここではある種の人間への理解があるかなと思います。
死生観、宗教観はそれぞれですが、そこを感じている。
そして
『天国か地獄かその先に』の部分が、少しの無理解です。
多分、大切な人が死ぬなら『天国に行っても』にするかなと思います。
人間なら、大切な人が死ぬまさにその時に『天国行くか地獄行くかわからんけど』という感情は抱きにくいかなと。
でも、逆に『天国に行っても地獄に行ってもその先(無や輪廻転生)でもどこであろうとあなたが痛みをもっていかないように』と考えています。
つまり、愛です。
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声枯らして 泣き喚いて
届かなくて 諦めて
無感情なフリをしては
痛みばかり降り注いだ
僕は君に触れられず
歌うだけの存在だ
生まれ変わったら君になりたい
↓
ここで言いたい事は
『歌うだけの存在だ』の協調です。
ルカさんからのAメロBメロの感情全て、どこまで深く抱いていても、見ていても、
〈君〉にルカさんから伝える方法が無いんですね。ルカさんにとって。
僕らがルカ曲を聴いてどうとらえるか次第でしかない。
あと、ちょっと歌詞全般についての思想になるんですが、
状況により変わりますが、
・サビは内容より感情を優先
・ありがちJpop歌詞であればあるほどボカロが歌うとエモい
という思想を基本的に持ってるので、
この曲のサビではとにかくベタでエモいワードを入れてます。
『声枯らして~痛みばかり降り注いだ』は
ルカさんから見た〈君〉の事を歌ってますが、
同時にルカさんにも当てはまる構図にしたくて一人称入れませんでした。
『僕は君に触れられず』
こんなん女性シンガーソングライターが歌ってたら
逢いたくて逢いたくて震える並みにツイッターでいじりたいわ。
でもルカさんがいうとエモい…しかもこのベタさこそが
ラストで収束していってエモエモになる構図にしてます。
『生まれ変わったら君になりたい』
1番のまとめですね。ルカさんが〈君〉の痛みを受け取るためには。そのまとめ。
つまり、愛です。
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2番Aメロ
君は喧噪に胸を裂かれて
音楽で耳を塞いだ
一人になりたがるくせに
独りきりは酷く怖がる
自分が嫌いというのに
どっかで嫌いきれない
人間は面倒で難解で
羨ましいなんて怒られるかな
↓
ここで言いたい事は
人間の理にかなってない感情を描き、
ルカさんが『人間ってやつは面倒くさくて難解』という印象をもち
それでも『羨ましい』と感じてる事です。
そう、1番と同じことを、1番より一歩近づいた感じで表現してます。
羨ましいんだもん。
でも多分単純に羨ましいというより〈君〉を想ってるんでしょうね。
つまり、愛です。
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2番Bメロ
君が生きてくれるなら
僕は生まれ変わって
『大丈夫だよ。』と寄り添い
泣き疲れて眠り朝になって
腫れた目を合わせ笑い合って
心へとそっと傘をさす人間になりたい
↓
『君が生きてくれるなら』
一番は『しぬのなら』で、二番は『生きて〈くれる〉なら』と歌います。
ルカさんの本心は〈君〉に生きてほしいってことがうかがえます。
ラスサビで感情が爆発する前のアンカーをここで打っといた、って感じの歌詞です。
『僕は生まれ変わって~人間になりたい』
めちゃくちゃ人間らしくて穏やかでありがちで幸せなシーンを描きました。
ここで少し何故ルカさんが人間を羨ましいと表現したかがわかるというか
ルカさんが人間になれたらしたい事に〈君〉と在る事ってのがありそうです。
『心へとそっと傘をさす』
1番サビの『痛みばかり降り注いだ』へのアンサー部分です。
とにかく〈君〉を痛みから守りたい。
つまり、愛です。
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2番サビ
声をあげて 届かなくて
それでもまだ僕は歌うよ
君が君を嫌うのなら
僕は君に愛を歌うよ
逢いたいよ 逢えないよ
歌うだけの存在だ
生まれ変わったら逢いに行きたい
↓
一番サビ解説で書いた
『ありがちJpop歌詞であればあるほどボカロが歌うとエモい』
を二番でも体現してます。
『それでもまだ僕は歌うよ』とかシンガーソングライターが歌ってそうですもんね。
スレてる〈君〉ならきっと「だから売れへんねん」っておもっちゃいます。
でも『歌うだけの存在』のルカさんが『声をあげて 届かなくて』歌うのはエモい。
『逢いたいよ 逢えないよ』
出た!ありがちJpopワード堂々の同率一位『あいたい』と『あえない』です!
いやー、これこそまさにですよね
人間が『逢いたくて逢いたくて震える』とか歌ったら
もちろん感動する人も沢山いるんですが、
応援歌を忌み嫌うようなスレた〈君〉なら
多分「ブラジルくらいまでなら逢いに行けるやろ、なんや今コロナやからか、そやな、あいたいよなはいはい、それ以外のしょうもない理由であえへんねんやったらもう別れろ」くらいに思いますよ、きっと、多分。
でも!!!!!!
『歌うだけの存在』で、決して逢えない事がわかりきってるルカさんが
『逢いたいよ 逢えないよ』なんて歌ったらもうそらエモエモですよ…伝われ…
逢えないんだよ…逢えないんだよ……
『生まれ変わったら逢いに行きたい』
一番では感情の一段目『君になりたい』
二番では感情の二段目、君になれないなんて本当はわかってるルカさんが『逢いに行きたい』と歌います。
ラスサビ前のワードへのアンカーを打った感じです。
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落ちサビ
君が笑う そんな日々を
思い浮かべ ただ歌うよ
生まれた日をお互いに祝い合おう
君はちゃんと年を重ね
永遠は僕だけに与えられて
生まれ変わる事など無い
↓
お誕生日ポイント
そして存在の違いを感じてしまうポイントでもあります。
解釈も解説もないくらいそのままです。
あえていうなら、
『ルカさんも〈君〉を祝いたい』ということです。
いつも祝ってもらうだけしかできないから。それを歌う事しかできないから。
でもルカさんは歌うしかできないのです。
そんなわけで仮タイトルは『真ん中バースデイ』でした。
ちなみにやみくろさんの誕生日は2/8でもうすぐなので祝って下さい!
『永遠は僕だけに与えられて』
出た!『エバーフローライト』です!!
『生まれ変わる事など無い』
出たー!ルカさん知ってたーーー!
『君になれないこと』も『逢いに行くこと』も出来ない事も知ってたー!
曲の半分以上かけて歌ってきた事すべてできない事知ってた~~~えぇ
日本語で難しいから英語で書くと
"I want"でも"I hope"でもなく"I wish I were"を歌い続けてたんかーーーい!
…………泣いちゃう…
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ラスサビ1
君はいつか果てるんだろう
終われないのは僕だけだ
だからこそ僕らに愛を
生と命に祝福を
↓
そう、
『君になれないこと』も『逢いに行くこと』も出来ず
自分だけ永遠に生きるんです
だからこそ『ルカさんもあなたを祝いたい』のです。
一気に『真ん中バースデイ』ってかわいいタイトルが重くなりません?エモ…
『生と命に祝福を』
生と命の違いとか語り出すと哲学過ぎるのでそれぞれに委ねますが
ここまでの歌詞でルカが〈君〉に願ってる事がわかってきました。
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ラスサビ2
ねぇ、生きて
今日を生きて
明日を生きて
最期まで
応援歌なんかじゃなくて
ずっと此処で願うだけだよ
↓
そう、ずっとちんたら何分もかけてルカさんが"I wish Iwere"してきた事、
それは『〈君〉に生きてほしい』でした。
それは、愛なのかもしれないし、
置き去りにされる事がわかってしまってるルカさんの憂いや絶望、依存かもしれません。
でも僕の解釈ではこう言いましょう。
〈つまり、愛です。〉
そして、これは〈君〉を元気付ける応援歌ではなく
『巡音ルカの願いの歌』だったとここでわかります。
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ラスサビ2
君が生を謳い切って
命が巡り巡って
生まれ変わったらまた出逢ってよ
↓
〈君〉に生きてほしい。
でも人間がいずれ死ぬ時が来る事を知ってる。
だから、その時まで生命を謳歌してほしい。
どれだけルカさんが願っても人間はいずれ死ぬ。
そこでルカさんが願えるのは
『生まれ変わったらまた出逢ってよ』のみです。
生まれ変わって君になることも
生まれ変わって逢いにいくこともできない
そして、生まれ変わった〈君〉に自ら出逢いに行くことも出来ない
そんな永遠の命です。
ツイッターでめちゃくちゃ綺麗に言語化してくれてる方が居ました。
『生まれ変わったらまた出逢ってよ』
どれだけルカさんが願っても、
ルカさんは〈君〉に委ねるしかないのです。
逢う逢わないを〈君〉に委ねるのです。
現世と、いつか巡り生まれる来世の〈君〉に。
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ラスト
生まれ変わったらまた出逢ってよ
↓
強調です。マジ願ってっからお願いよっていうダメ押しです。
ありがちJpopバラード常套手段ですね。
ラスサビのメロを二回目は引き延ばした感じにしてあーあーいうやつ。
これもまた歌詞と同じでやっぱりエモくなる。
だってもう委ねてるんだもの、願うしかできないんだもの。
歌うだけの存在なんだもの。
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まとめ
ということで!!!!
エバーフローライトの解説は以上です!
綺麗にまとめると
〈つまり、愛です。〉
ということでした!!!!
いやーーーーー
エモさのまま書きなぐったのでろくに解説になってなかったらごめん許して。
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■次回予告
はい!
ここまでが「やみくろのエバーフローライト解釈」でした!
そして次回
この歌詞をかいた超個人的理由というか
歌詞にちりばめた〈やみくろ〉としての解説をします。
まぁ俺がかいてるんでどちらにせよなんですが、
今回は出来るだけ〈君〉と〈ルカ〉で書きました。
次回は
〈やみくろは何故この部分の歌詞をかいたのか〉
〈やみくろはどういう想いでこの部分の歌詞を入れたのか〉
みたいな、
〈やみくろ〉と〈ルカ〉について書きたいと思います。
キモ過ぎたらかくのやめるので、期待せずに待っててください。
そして、多分これを書くと
〈自分の解釈〉で聴くのが難しくなる気がするので、
ほんまに見たい人とか、
ルカさんよりやみくろが好きでやみくろ聴いてるとか
ルカさんとやみくろが同じくらいの好きさで聴いてるとか
なんかそういうやみくろに寄り添える人だけが見れば良い内容になると思います。
頭の中で書こうと考えてる事を読んだ人の事を想像すると、多分読まない方が良い。
ということで!!
以上、やみくろでした!!!!
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